大学4年間の経営学見るだけノート ~社会人必見 会社の戦略がわかる本
「経営者じゃなくて普通の会社員だから経営学なんて学ばなくたっていいや」
そう思っているあなた!!
それは間違いです!!
経営学とは企業の経営がうまくいくように過去の事例をまとめた作戦のようなものです。
なぜこれを普通の会社員が学ばなくてはいけないのでしょうか?
理由は単純です。
経営学を学ぶことで会社全体の組織図や戦略を知ることできるので、自分の部署がどのような役割を担っているのかをきちんと把握することができます。
そして、自分がその部署でどう動けば会社全体に望ましいかがわかります。
そうすれば今まで以上に仕事で活躍することができるようになるのです。
この本では分かりやすいイラストと共に経営学の基本的な戦略を実際の企業を例に挙げて解説しています。
例えば、私が本の紹介記事のときにリンクを張っているAmazon。
普通の書店ではだいたいベストセラーやロングセラーのタイトルが多くおいてあり、専門書や古い本はあまりおいてありません。
しかしアマゾンでは、だいたいどんな本でも検索をかければ見つかります。
そして、本は在庫があれば定価で購入するか中古で購入することもできます。
このように、あまり売れ筋ではない本も売上が積み重なることで大きな売上になります。
これにはもちろん、数多くの本の在庫を確保しておくスペースが必要になるので一般の書店ではなかなか真似できません。
このようなビジネスモデルをロングテールモデルといいます。
アマゾンだけではなくグーグルやセブンイレブンなどの様々な企業のビジネスモデルを例に出しているのでとてもわかりやすい内容になっていました。
会社のことを知る一歩目だと思って読んでみてはいかがでしょうか。
知ってるようで知らないものの数えかた ~ちょうちょから大仏まで
問題です。うさぎはなんと数えるでしょう?
答えは1羽、2羽です。
日本人ならひっかけクイズとしてよく出題されるので常識だと思います。
しかし、どうしてうさぎは鳥じゃないのに羽で数えるのか不思議ではないでしょうか?
実は、昔の人たちは様々な理由で獣の肉を食べることが禁止されていたときにうさぎを鳥だと言って食べていました。
その名残で現代でもうさぎを取りと同じように数えるのです。
このようなものの数えかたや成り立ちがこの本には数多く書かれています。
例えば、日本人の主食のお米の数え方です。
稲穂は一穂。
田んぼに植えてあるものは一株。
刈り取ると一把。
というように状態や部位によって数え方が変わってきます。
改めて日本語には様々な数え方あって面白いと思いました。
日頃の生活でちょっとした数え方の区別ができるようになりたいものです。
スティーブ・ジョブズ II ~iTunes iPhone 革命的な商品の数々
下巻ではジョブスがアップルに戻ってからのことが書かれています。
iPhoneやiTunesなど今でも多く使われている商品の誕生秘話が満載です。
また、ジョブズの家族のことや闘病生活の話なども綴られています。
アップルがマイクロソフトやグーグルと違うところは自社でOSとハードの両方を開発して他社からは出させないところです。
ジョブズはソフトウェアとハードウェアの両方を一体化して大衆向けにすごい製品を作り出してきました。
このことを読んでいて思ったのですが、日本でも同じことをしている会社があるということです。
それは、数々のゲーム機や「マリオ」、「ゼルダの伝説」などの有名タイトルを作っている『任天堂』です。
任天堂もリモコン型のコントローラで直感的なアクションでゲームを楽しめる「wii」や画面を2つ持つ携帯ゲーム機の「ニンテンドーDS」などユニークな特性を持ったゲーム機を数多く作っています。
さらに「マリオ」などの有名IPを各ゲーム機の特性に合わせて操作方法などを工夫しています。
IT業界のアップルとゲーム業界の任天堂、両者は業界こそ違えど目指しているものは同じなのかもしれません。
スティーブ・ジョブズ I ~この男がアップルを創った
皆さんはこのブログを何で見てますか?
現在日本ではインターネットを見るのに利用する端末でスマホのみを使う人が約46%もいます。
現代に生きる私達の生活の必需品とも言えるアイテム「スマートフォン」。このスマートフォンを生み出した人こそアップルのCEOでもあったスティーブン・ジョブスなのです。
この本は「スティーブ・ジョブズ I 」と「スティーブ・ジョブズ II」の上下2冊に別れていて、この上巻ではジョブズの子供時代からアップルの設立、映画トイストーリーの制作までの話が書かれています。
上下巻ともに400ページ以上の大ボリュームの本ですが、小説のような波乱万丈の人生が書かれているので退屈せずに読み進めることができました。また、アップルは初めてGUIのコンピュータを作った会社なので、コンピュータの歴史についてもこの本を通して学ぶことができます。
大人の心理学常識 ~今すぐ使えるテクニック満載の心理学書
スーパーの商品はなぜ中途半端な値段なのか?
期間限定などの品を見ると何故欲しくなるのか?
スーパーやデパートでは私達の購買意欲を高めるために様々なテクニックを駆使しています。
その他にも私達が暮らす日常の様々な所で心理学は応用されています。
この本では心理学の歴史から実生活での心理学の応用まで心理学に関する幅広い事柄が書かれています。
例えば、会社で部下のやる気を上げるにはどのようにすればいいのでしょうか?
目標を設定すると人間はそこに向かって頑張ろうとします。
しかし、目標が高すぎると無理だと思いやる気が下がってしまいます。
仕事ですので簡単な目標を立てても意味がありません。
そこで、成功率50%の目標を立ててみます。
この成功するかしないかのちょうどいい地点の目標が一番やる気が出るのです。
また、むずかしい大きな目標を立てたい場合、大きな目標を分割して小さな目標を1つずつこなしていけばやる気を維持しやすいのです。
仕事術以外にも恋愛の心理学やストレス解消法など心理学を応用したテクニックが多数書かれているのでぜひ読んでみてください。
シビル・ウォー ~大集結!スーパーヒーロー同士の戦い
- 作者: マーク・ミラー,スティーブ・マクニーブン,石川裕人,御代しおり
- 出版社/メーカー: ヴィレッジブックス
- 発売日: 2011/09/28
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 9人 クリック: 392回
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皆さんはもう見ましたか?
そう、今公開中の『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』です。
私は公開初日に見に行きました。ネタバレになるので詳しい感想は書きませんがとにかく衝撃的な内容で興奮しっぱなしでした。
アベンジャーズを知らない人のために説明しますと、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』はマーベル・シネマティック・ユニバースの19作品目となる映画です。
マーベル・シネマティック・ユニバースとは様々なヒーローが同一の世界観の中で活躍するクロスオーバー企画です。
ユニバースの中にはアイアンマンやスパーダーマンなどの個別のヒーロー映画もありますがスパイダーマンの映画にアイアンマンが登場したり、アベンジャーズというチームをヒーロー同士で作りヴィランと戦うといった映画もあります。
そんな中紹介する本は『マーベル・シネマティック・ユニバース』の13作品目『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』の原作となる「シビル・ウォー」です。
まず、「シビル・ウォー」のあらすじをざっくりと紹介します。
「アメリカ合衆国はある事件をきっかけにスーパーヒーローたちに正体を明かすように迫ります。
この超人登録法を巡って賛成派のアイアンマン陣営と反対派のキャプテン・アメリカ陣営に別れてヒーロー同士の内戦へと発展していきます」
ここから感想です。
私はマーベルの映画は全て観ていたのですがアメコミを読むのは初めてだったので話について行けるか不安でしたが、全くの杞憂でした。
ストーリーの大まかな設定は映画と変わらず、映画に出ていないキャラもたくさん出ていましたがアメコミ初心者でも楽しめました。
逆にマーベル映画を見たことがないって人は主要登場人物のアイアンマンとキャプテン・アメリカの映画だけでも見ておかないと楽しめないかもしれません。
ストーリー自体は映画とほとんど別物なので映画を見てからでも新鮮に感じると思います。
また、主要キャラはもちろん、一コマしか登場しないヒーローなどすべてのヒーローの紹介文が載っていたので入門書としてもおすすめできると思います。(もちろん映画を見ていることが前提ですが)
アメコミは日本のマンガと違って脚本、作画、彩色など分業化されているので全ページフルカラーでイラスト集のような楽しみ方もできます。
アメコミってどんなものだろうと思って買った作品でしたが読めば読むほど他のキャラクターたちも気になるので早く次の作品を買いたいです。
ようこそ文化人類学へ ~文化人類学ってなんだろう?
「文化人類学って一体どんなことを学ぶんだろう?」
文化人類学という名前を聞いたときにほとんどの人がこんなことを考えると思います。
私は文化人類学なんて学問があることすら知りませんでした。
そんなときに書店でたまたま見つけたのがこの本です。
文化人類学とは私達人間がやることなすことを研究する学問です。
この本では家族、宗教、性、観光など様々な事柄を文化人類学の視点から解説しています。
他にも、文化人類学者がどのような方法で調査をしてるのかや、文化人類学の問題点など研究内容以外にも様々な興味深い話が書かれていました。
文化人類学を聞いたことがなかった私でもスラスラと読めたので入門書としては最適だと思います。
また、詳しく知りたい人のために参考書籍もたくさん紹介されているので、更に深く文化人類学を学ぶことができる1冊です。