南北朝動乱 太平記の時代がすごくよくわかる本 ~南朝と北朝どっちがどっち?

 

 こんばんは!

ブログ再開二日目、更新できました!!

 

突然ですが、みなさんは歴史って興味ありますか??

私は歴史に前から興味はあっていくつか簡単な日本史の本を読んでいたんですけれど、全然覚えられなくって…

そこで今年に入ってから、縄文時代から順番にその時代の専門書を読んでいるんですよ。

もちろん専門書だけ読んでもよくわからないところもあるので日本史の通史の本も買って全体の流れが把握できるように努力しています。

それで最近ようやく鎌倉時代まで読み終えていよいよこの南北朝時代の本にたどり着いたというわけです。

 

今回紹介するのは「南北朝動乱 太平記の時代がすごくよくわかる本」という本です。

タイトルの通り南北朝時代のことをわかりやすく解説している新書です。

 

自分は南北朝時代のことを北朝室町幕府南朝後醍醐天皇で、それぞれが武士を率いて争っていた程度の時代だと思っていました。

実際は室町幕府VS後醍醐天皇なんてそんな簡単な構図ではなく、室町幕府内のいざこざや周囲の国や武士を巻き込んだ壮大な戦乱だったことがわかりました。

 

はじめは後醍醐天皇建武の新政に反発した足利尊氏たち武士との戦いでした。

しかし、室町幕府ができると今度は足利尊氏足利直義の兄弟の間で争いがおこりさらに南北朝の問題を複雑にさせました。

特に興味深かった点は足利尊氏が一度南朝側についた点でした。

九州地方では幕府側の北朝よりも南朝のほうが優勢だったので一時的に南朝側に帰順したのですが、一時的にとはいえ南朝側についていた時期があったとは驚きました。

 

南北朝の動乱は50年ほど続いたので単純に〇VS〇の戦いというわけではなく、様々な人物の思惑が絡み合っていて面白かったです。

それではまた!