アイアンマン:エクストリミス ~テクノロジーは悪なのか!?
おはよう!こんにちは!こんばんは!
アメコミの感想2冊めです。
いつもは実用書の紹介が多いこのブログですが、たまには息抜きということで。
今回紹介するのは映画「アイアンマン3」の原案にもなったこのアメコミ「アイアンマン:エクストリミス」です。
あらすじは、
「大企業の経営者にして世界有数の頭脳の持ち主である大富豪トニー・スターク。
彼はアイアンマンとして活動していた。
しかし、とある最先端技術の盗難事件をきっかけに彼の人生は大きな転機を迎えることになる」
この本の主題は「もしも最先端のテクノロジーが悪用されてしまったら」です。
お話の冒頭で研究所からある薬品が盗まれてしまいます。
それを使用したヴィランが強力な力を手に入れ、街中で暴れまわります。
アイアンマンも同じく最先端のテクノロジーで作ったスーツを纏いヴィランを止めに出かけるのですが…
シビルウォーもそうでしたがアメコミはかなり社会問題に突っ込んだ内容を描いていると思いました。
例えば、GPSはもともと軍事利用が目的で開発されましたが今では私達の生活に欠かせないものになっています。
このように一見、私たちの役に立つ技術でも軍事利用されてしまう可能性があります。
最先端の技術が悪用されないようにしっかりとコントロールする仕組みが現代では重要なのだと感じました。
巻末にはアイアンマンのカバーギャラリーも載っているのでアイアンマン好きにはたまらない一冊になると思います。